お正月が明ける頃には、雛人形が店頭には並び始めます。
デパートや大型スーパーには、雛人形の特設コーナーが作られることも多いですよね。
そして、最近の雛人形を見ていて思うのは、「顔が今風」であり、なおかつ「コンパクト」なこと。
さて、今回はそんな「コンパクトな雛人形」にフォーカスを当ててみましょう。
雛人形といえば「人形の久月」!
人形の久月でコンパクトな雛人形にはどんなものがあるのか、調べてみましたよ。
大きな雛人形よりコンパクトな雛人形が人気なのはなぜ?
そもそもなぜ、最近では大きな雛人形よりもコンパクトな雛人形のほうが人気なのでしょうか。
1つは、住宅環境が挙げられます。
昔は結婚したら男性の実家に入り、同居するというパターンが当たり前でした。
昔ながらの家は、間取りなども広いですよね。
しかし今は最初から同居することは少なく、住宅も戸建てよりマンションが増えてきていますし、どちらかというと「限られた空間をいかに上手く使うか」といった感じ。
つまり、家が狭くて大きな雛人形を飾るスペースがないのです。
このような事情から、最近ではコンパクトな雛人形が好まれるのでしょう。
お店でも、コンパクトな雛人形ばかりが並べてありますね。
実際にコンパクトのひな人形を購入した場合のメリットとデメリットをまとめましたので、参考にしてくださいね。
コンパクトな雛人形のメリット
一口でコンパクトな雛人形といっても、そのサイズは様々。
どのくらいまでをコンパクトだな~と感じるのかは、人それぞれ違いますからね。
おおまかには、間口50cm以下の雛人形をコンパクトと呼ぶことが多いようです。
メリット①場所を取らないので飾る場所を選ばない
コンパクトな雛人形の最大のメリットは、飾る場所を選ばないことでしょう。
7段飾りなどはかなりの場所を要しますが、コンパクトな雛人形ならばそんなに場所を取りません。
間口50cm、幅30cmくらいならば、ちょっとしたスペースでも飾ることができますね。
一戸建て、マンション、アパートなど住居形態は人それぞれですが、最近は限られた空間を上手に使った住宅が増えている、つまり一部屋が狭いため、場所を取らないことは最大のメリットといえるのです。
メリット②飾るのが楽
2つ目のメリットは、飾るのが楽なこと。
コンパクトな雛人形は、主に
● ケースに入っている
● 収納ケースの上に飾る
のどちらかのタイプ。
ケースに入っているものは、自分で人形やお道具を並べる必要がありませんから、それこそケースを出せば飾れます。
収納ケースタイプの雛人形も、大抵は親王飾り(お内裏様とお雛様だけ)なので、飾るのはそこまで大変ではありません。
ちなみに、飾るのが楽なことと同様に「お手入れが楽」なこともメリットの1つ。
ケースタイプは特に、埃がつくこともないのでお手入れは必要ありません。
収納ケースタイプも、人形に手が届く上飾っている人形やお道具も少ないので、お手入れは本当に楽ですよ。
コンパクトな雛人形のデメリット
では逆に、コンパクトな雛人形のデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
デメリット①迫力に欠ける
コンパクトな雛人形は、7段飾りなどと比べると、どうしても迫力は劣ります。
特に幼稚園などに大きな雛人形を飾ってあったりすると、子供は「幼稚園のはすごいのに、わたしのは小さい」なんて感じてしまうかもしれません。
お友だちで大きな雛人形を飾っている子がいたりする場合も、同様です。
子供が周りと比べて、ちょっと悲しい思いをする可能性はあると言えるでしょう。
デメリット②出さずに終わってしまう可能性がある
これは人によるのですが、「場所を取らなくて出すのが簡単」だからこそ、出さずに終わってしまう可能性も‥。
子供がある程度大きくなると、「出そう出そう」と思っている間にいつの間にか3月‥なんてこともあるのです。
7段などの大きな雛人形と違い、いつでも出せるという安心感から、結局出さずに終わった‥という人も、意外と多いものですよ。
まとめ
人形の久月にある、コンパクトな雛人形を紹介しました。
コンパクトな雛人形は飾る場所を選ばないので、多くの人に選ばれています。
現代人のニーズに合わせた雛人形だと言えるでしょう。
久月にもコンパクトな雛人形はたくさんありますので、自分の求めているサイズの雛人形を探してみてはいかがでしょうか。