最近、キャンピングカーを所有する人数は増えているけど、道の駅での車中泊はあまりいいイメージを持たない人が増えてきましたね。
特に北海道の道の駅では、車中泊を有料化したり、禁止にするところが沢山でてきました。
でも、北海道には、まだ道の駅の車中泊を歓迎する場所もあります。
この、車中泊を禁止する場所と歓迎する場所の違いって何なのでしょうか?
どうして北海道は車中泊が次々と禁止になっていくのか、調べましたので参考にしてくださいね♪
北海道の道の駅は車中泊が危険の理由は?
大自然の広がる北海道の道の駅は、どんどん規制が厳しくなっています。
- その理由は4つ。
- キャパオーバー
- マナー違反
- 近隣施設との対立
- 危険
- キャパオーバー
北海道はどこまでも広大な大地が広がるのに、なぜにキャパオーバー?
と首をかしげる人もいますよね。
しかし、北海道の場合は野生動物と共存しながら生活していたり、自然保護地区が多いんです。
だから、「道の駅の車中泊が増えたから、もっと駐車場を増やそう!」とは簡単にいきません。
また、北海道は季節によって観光客の利用料の差が激しいので、一概に駐車場を増やせば問題解決ともならないのです。
マナー違反
車中泊のマナー違反は、北海道に限らず日本全国で問題になっています。
例えば、「道の駅に連泊している」「駐車場を何個も占領してバーベキューが始まる」「トイレの手洗い場を洗濯代わりにしている」などです。
これでは、道の駅に立ち寄った人も、すごく不快ですよね。
近隣施設との対立
ちょっと足をのばせばちゃんとした宿泊施設があるのに、道の駅にわざと宿泊することで、宿泊利用客が減り、道の駅と宿泊施設で対立が起こることもあります。
危険
北海道は野生の動物が沢山いますからね。野生の熊も普通にいます。
例えば、知床方面の道の駅だと、ヒグマが出現します。
夏なんて特にヒグマはお腹を空かせていますよね。
そういう危険な場所での車中泊は、とても危ないことは想像できるはずです。
車中泊を歓迎してくれるの道の駅はないの?
北海道では、今のところ道の駅での車中泊を歓迎している場所が2箇所あります。
- むかわ四季の館
- 道の駅 虫類
こちらの2箇所はキャンピングカーでの宿泊を歓迎していますよ!
むかわ四季の館
北海道むかわ町にある「むかわ四季の館」は、温泉施設や図書館などと併設されている道の駅です。
駐車場は、キャンピングカー専用の駐車場が用意されており、かなり1台1台が広めにとってあります。
道の駅 忠類
こちらの道の駅は、温泉施設や図書館とは併設していませんが、沢山の地元の方が手作りされた商品が売っています。
アクセスも忠類ICから車で5分ととても便利。
車中泊を歓迎している道の駅は、今まで車中泊を禁止にせざるを得ない事態になったこともなく、地域活性化をして知名度を上げるためにも車中泊を歓迎している場所だと思います。
道の駅での車中泊を禁止にする風が強い中、逆に歓迎すれば確かにそこを利用しようという人も増えるはず。
ただし、車中泊を歓迎しているとは言え、決まりはあります。
こちらの2つの道の駅を車中泊として利用する時には、必ず注意事項を確認してから利用しましょう。
北海道の道の駅の車中泊についてのまとめ
北海道の道の駅は、「キャパオーバー」「マナー違反」「近隣施設との対立」「危険」という4つの理由から、車中泊を禁止にしたり有料化する動きが高まっています。
特に、マナー違反については北海道だけではなく、日本全国の道の駅での問題になっています。
道の駅を利用する時には、他の利用者の迷惑にならないようにマナーは守りたいものですね。
とは言え、車中泊を歓迎する場所も中にはあります。
車中泊歓迎の道の駅を利用する時には、必ず先に注意事項を確認してから使いましょう!