産後の骨盤ベルトの正しい付け方を知っていますか?
産後の腰痛、骨盤が緩んで歩きにくい…など産後辛い症状が続く方はたくさんいます。
骨盤ベルトを付けると良いって聞くけどイマイチ使い方がわからない、という方は多いと思います。
初めて使う方だとどのくらいの期間使えばいいのか、正しく着用できているかわからないですよね。
この記事では、そんな方の参考になる骨盤ベルトの効果をしっかり発揮させるための正しい使い方を詳しく紹介していきます!
産後の骨盤ベルトいつからつける?いつまでつける?
骨盤ベルトは産後約6ヶ月間つけておいたほうが良いです。
お腹の大きさが妊娠前くらいに戻り腰痛が無くなったら外せる時期です。
また、妊娠初期からホルモンの影響で骨盤が緩んできますしお腹の重みで腰痛も起きてきます。
そんな時にも骨盤ベルトは役立つので妊娠初期?産後6ヶ月程度まで付けておくのが良いです。
それから、帝王切開でも骨盤は広がります。
ですが傷のある位置、または近い場所に骨盤ベルトを付けることになるので必ず医師に相談してから着用しましょう。
骨盤ベルトは妊娠初期から産後まで使えるもの、産後すぐから使えるもの、産後1週間から使えるものなど使える期間がそれぞれ決められています。
自分が持っている骨盤ベルトの使用できる期間を確認してから着用しましょう!
産後の骨盤ベルトをつける効果と効果的な使い方
骨盤ベルトを着用して得られる効果は、骨盤をただ矯正することだけではありません。
骨盤ベルトを付けることによって、産後のマイナートラブルの改善もできるのです。
産後のマイナートラブルとは?
- 腰痛、恥骨痛
- 頻尿、尿もれ
- むくみ
- 肩こり
- 姿勢が悪くなる
- 体重が戻らず増加する
- 全身の倦怠感
出産しただけで、こんなに体に変化がおこるの!?と驚いてしまいますよね。
これらのマイナートラブルは産後の骨盤の緩みから来るものが多いため、骨盤ベルトで骨盤矯正をする必要があるんですね。
ですが、骨盤ベルトを正しく着用しないと効果が無くなってしまいます。
そこで正しい骨盤ベルトの効果的な着用法を紹介します。
骨盤ベルトを正しく着用するポイントは、正しい位置に骨盤ベルトを付けることです。
①恥骨結合軟骨を探す
両手の親指をおへそに付けそのまま真下に下げます。すると、硬い骨に当たります。それが恥骨結合です。
②大転子を探す
①で見つけた恥骨結合から外側にまっすぐ指を移動させると大転子という大きく出っ張った骨に当たります。それが大転子です。
骨盤ベルトは①の恥骨結合と②の大転子を通るように巻きます。
③心地良い強さで巻く
③心地良い強さで巻く
恥骨結合と大転子を通るように骨盤ベルトを巻きます。強く締めすぎずに心地良い強さで巻きましょう。痛かったり締め付けられているような感じがしたら締めすぎなので緩めましょう。
付け始めは思いのほか下についてるなと思うかもしれませんが、それが正しい位置です。
恥骨結合と大転子さえ探せば着用は意外と簡単ですね!
産後の骨盤ベルトのつける時の意外な注意点とは
骨盤ベルトは骨盤を矯正するベルトです。
そう聞くと、しっかりとキツく締めれば締めるほど効果がありそう!と思ってしまいませんか?
ですが意外にも骨盤ベルト締め付けすぎると効果が無くなってしまったり、血流が悪くなり腰痛を引き起こしてしまったりするんです。
なので、座った状態になった時恥骨周りに軽く手のひらが入るくらい余裕を持って着けましょう。
また、妊娠中に付ける方は必ずお腹を避けて骨盤ベルトを着用してください。
骨盤ベルトの正しい使い方のまとめ
いかがだったでしょうか?
骨盤ベルトには骨盤矯正をする以外にも効果があるのには驚きでしたね。
初めは正しく着用するのは難しいかもしれません。
ですが、骨盤ベルトは長い期間使うものなので何回も使ってコツを掴めば簡単に着用できるようになります。
産後はなにかとバタバタしてしまいますが、骨盤ベルトを正しく着用して体調を整えていきましょう!