就学前の子どもを育てている間というのは、ママは起きてからずっと(寝ている間も!?)子どもの世話に明けくれています。
いつになったら楽になるのか先が見えないまま、ひとりで子育ての悩みを抱えていることもありますよね。
夫に相談しても、四六時中世話をしている大変さが伝わらなくて、むしろイライラすることも。
ストレスが限界で子どもに厳しく接してしまい「こんな私はママ失格かも」と後悔する日だってあります。
限界になってしまう前に、育児ストレスを上手に解消して、気楽な気持ちで子育てをしていきましょう。
育児のストレス解消法!効果のあるおすすめランキング10選!
ママ友と話をして同意してもらう
独身の友人に子育ての話をしても伝わらず、逆に関係がギクシャクしてしまうこともありますよね。
同じ立場のひとにしか大変さや悩みは伝わらないものかもしれません。
同じ月齢、同じ年齢の子どものいるママ友と一緒に話をする機会をつくりましょう。
就学前の子どもの場合、キッズスペースがあるレストランがおすすめ。
子どもたちが騒いでも大丈夫なので、気兼ねなく遊ばせておくことができます。
一人で悩んでいたことも、他のママから「うちの子もそうだよ!」「この年齢の子ってそうだよね」と同意してもらえると、心が軽くなります。
ただし、人数が多くなると会話が難しくなりますし、子ども同士のけんかなどトラブルが発生することもあります。
2~3人のママ友とお話することが望ましいです。
園や地域の行事に参加する
保育園や幼稚園に通っている場合には、時間をつくって園の行事に参加するのもおすすめです。
園に通っていない場合には、地域の子ども向けイベントに参加してみましょう。
子どもたちが自由に遊ぶ様子を見ながら、集まったママたちとあれやこれやとお喋りをするだけでもストレスが解消されます。
自分だけではない考えを聞くことで”正解はひとつじゃない”とわかり、安心できるはずです。
準備ゼロで外に出てみる
子どもがまだ小さいうちは、お出かけとなるとおむつを何枚も持ったり、水筒や離乳食を準備したりとやることが多すぎて、それだけで疲れてしまいます。
準備が大変すぎてお出かけが苦痛になってしまうと、ずっと家にいる生活になってしまいますね。
ずっと家にいると、家の中の家事の至らなさが目についてしまって、せっかく子どもがお昼寝をしても頑張って家事をやってしまうことが多いかと思います。
準備ゼロで、一度家から出てみましょう。
歩いて1分のコンビニでもいいし、ただ5分歩いて帰ってくるだけでもいいんです。
短い時間のお出かけなら、準備ゼロで出かけても意外と大丈夫なことがわかります。
「なにかあったらどうしよう」と起こっていないことへの不安から準備をしすぎていたことがわかって、頑張りすぎていたことに気づくはずですよ。
気を抜いてもなんとかなるという気持ちが、ストレス解消につながります。
夫に子どもをまかせて、お出かけする
夫に相談しても大変さが伝わらないことそのものが、育児ストレスになりますよね。
それならば、夫に子どもを預けてみましょう。
子どもの世話で一番大変だと感じているところをまかせてしまうととても楽になります。
食事の用意、食事をさせること、食事の後片付け、お風呂、寝かしつけ、一緒に遊ぶ、子ども連れでの買い物・・・などなど、家事と育児を同時にやらなくてはいけないので疲れてしまうんです。
食事関連を夫にまかせたいと思ったら、お昼の時間帯にお出かけしましょう。
子連れの買い物をまかせたい場合は夕方など、時間を区切って家事・育児をまかせることで夫もやるべきことがはっきりします。
大変さがわかって疲れている夫を労うことも忘れずに。
子育ての大変さをお互いに理解しあえる夫婦になれるといいですね。
託児所の一時預かりを利用する
夫に家事・育児の大変さをわかってもらうのもいいけれど、たまには夫婦ふたりでお出かけしたいという気持ちもありますよね。
そんなときには、地域にある託児所を利用しましょう。
事前に登録が必要な場合もありますが、一時預かり1時間2000円程度で子どもを預けることができます。
また、建物内に託児所のあるデパートもありますよね。
子連れでの買い物は、自分の見たいものが見れずにストレスが溜まるだけのことが多いものです。
一時預かりを利用することでストレス解消になりますし、買い物時間の短縮にもつながります。
いつもよりもちょっと贅沢をしてみる
お出かけしたいけれど、なかなか難しいというママもいますよね。
そんな場合には、いつもよりもちょっと贅沢をしてみるのがおすすめです。
いつもべったりの子どもでも、お昼寝をすれば30分~1時間はひとりの時間ができますよね。
この時間に溜まっている家事をやろうとしないで、落ち着いた気持ちで自分のためだけにケーキとお茶を用意してください。
子どもが一緒だったら絶対に使えない素敵なティーセットを用意してみるのも気分転換になりストレス解消になります。
ケーキであれば、ちょっと高いものを選んでも500円~600円程度ですから、お財布にも優しい小さな贅沢です。
ひとりで湯舟に浸かる
子どもだけをお風呂に入れるだけでも大変ですし、子どもと一緒にお風呂に入って慌ただしく終わってしまうことが続きますよね。
子どもと付き合っていたらシャワーだけで終わってしまうこともあるかと思います。
シャワーだけの場合と、湯舟につかる場合とでは疲れの取れ方が全然違うんですよ。
体が芯から温まることで緊張がほぐれ、ゆったりとした気分になれます。
10分でもいいので、ひとりだけで湯舟に浸かることをおすすめします。
香りをかいでみる
いい香りをかぐことだけがストレス解消になるわけではありません。
調理中に、切る前の野菜の香りをかいだり、溶けるバターの香りをかいだりするだけでもストレス解消に効果があるのです。
ストレス過多になると、うつのような状態になってしまいます。
うつ状態のときというのは嗅覚が働きにくくなるので、香りに鈍感になり、ゴミのにおいなども気にならなくなってしまう悪循環があるのです。
香りに鈍感になっていたら注意が必要かもしれません。
日頃から嗅ぐという行為を意識的にすることで、香りに敏感になりましょう。
また、香りは記憶と密接に関係しているといわれます。
子育て中のことを素敵な香りとともに楽しい記憶として思い出せたらいいですね。
音楽を一曲じっくり聴く
子どもの泣き声に敏感になりすぎていると、子どもといる間は緊張状態が続いてしまいます。
子どものお昼寝の時間や夜に寝た後など、ヘッドフォンをして一人だけで音楽を聴きましょう。
泣き声が聞こえなくなることが不安なら、子どもの寝顔が見えるところで一曲をじっくりと聴いてみてください。
好きな曲を聞けばテンションが上がりますし、思い入れのある曲を聞いて思い出にひたるのもいいですね。
教育論は気にしない
子どもの世話自体も大変なのに、教育論に目移りして疲れていませんか?
育児雑誌をみても、テレビをみても、どんな子育てがいいのかという教育論がたくさんありすぎて、結局どうしたらいいのか悩んでしまいますよね。
なにが正解なのかわからないし、もし間違ったことをしていたらどうしようと不安になることが強いストレスとなります。
教育論は気にしないことです。
もしくは「これだ!」という思うものひとつに絞って信じることです。
わたしが子育てに不安になっていたときに救われたのは「母親の機嫌がいいだけで、子どもの自己肯定感が育つ」という考えです。
料理も得意じゃないし、掃除も得意じゃないし、ちゃんときちんと子育てしてるとはいえないなぁと悩んでいたときにこの考えを知って、全部はやれなくても機嫌のいいママでいようと気が楽になりました。
子どもにとっては、恵まれた環境よりも母親が機嫌がいいか悪いかということの方が成長において大事なんだそうです。
逆に考えてみると、常に機嫌の悪いママに育てられた子の自己肯定感が低くなるのは想像がつきますね。
まとめ
お出かけをして気分転換をするストレス解消法と、家の中で今すぐにできるストレス解消を紹介しました。
「ママが楽をしちゃいけない」「ママが遊んじゃいけない」と、ママ自身が厳しく節制していることが多く、それが育児ストレスにつながっているのではないでしょうか。
ママだからこそ楽しんで、ママだからこそゴキゲンで過ごせるように、自分自身の機嫌を取ってあげてくださいね。それが、なによりも子どもの成長にとってプラスになるのですから。