松茸が美味しい季節になりましたね!
何かのお礼やお祝いに松茸をあげたり貰うこともあるのではないでしょうか?
私も以前、敬老の日におじいちゃんに国産松茸をプレゼントしたらすごく喜んでもらえました。
そんな秋の味覚“松茸”、最近は外国産も沢山スーパーに売っていますね。
松茸の最も多い輸入国はお隣の中国です。
そこで気になるのが国産や中国産の松茸は洗うのでしょうか?
また、松茸のぬめりやカビも気になるところです。
ここでは、松茸の正しい扱い方をご紹介します。
松茸のぬめりやカビは大丈夫?
松茸の表面がちょっとぬめっとしていると、「これは大丈夫か!?」って不安になりませんか?
松茸にぬめりがある原因は2つ考えられます。
- 洗いすぎ
- 悪くなっている
松茸のぬめりは洗いすぎの場合も
そもそも松茸って90%が水分なのですが、水で洗っている内にもっと水分を吸収してしまうので、ぬめっとすることがあります。
ちょっとくらいのぬめりで変な臭いがない場合は食べても大丈夫なので安心してください。
松茸のぬめりは腐りかけている場合も
明らかにドロドロしていて異臭がしている時は、松茸が悪くなってしまった証拠です。
このような悪くなった松茸は残念ですが、食べずに処分してください。
もしも、腐っている松茸を食べてしまうと、食後20分ぐらいから食中毒を起こす危険があります。
症状としては、下痢や嘔吐。
重症化することはほとんどありませんが、もしも体調が元に戻らない場合は病院へ行きましょう。
ちなみに、悪くなっている部分を取り除いて食べることも危険なので、もったいないですが全部捨ててくださいね。
マツタケについているカビは大丈夫?
また、松茸にもカビが生えます。
松茸に生えるカビは、大体「白」か「青緑」です。
白いカビは、気中菌糸と呼ばれるもので、害はありません。
多くは、松茸の石づき部分についています。
しかし、青緑色のカビは危な青カビの可能性大!!
食べると食中毒になる可能性が高いので、絶対に食べないようにしてくださいね。
松茸の洗い方は中国産と国産では洗い方が違う?
中国産の松茸と国産の松茸って香りが全然違いますよね!
中国産って聞くと少し心配になりますが、洗い方は中国産でも国産でも変わりません。
松茸を最高に美味しく食べるための正しい洗い方をご紹介しますね♪
マツタケの洗い方
松茸を最高に美味しく食べるための正しい洗い方をご紹介します。
石づきを包丁で削る
石づきの削り方は、鉛筆削りみたいに削っていきましょう。
石づきの固い部分のみを、中央が盛り上がるように削るのがポイントです。
ボールに水をはるorティッシュで汚れをふき取る
松茸は「鮮度」と「香り」が命!
そのため、流水でジャブジャブ洗いません。
指で松茸を洗う
洗い方は、ボールに入れた水に指を入れ、表面の薄皮や汚れだけを取るように、根から笠に向かって軽くこする程度にしておきます。
ペーパータオルで水分を取る
使う直前まで、松茸が乾燥しないように乾いたペーパータオルで包んでおきます。
洗い方のポイント
松茸を洗う時のポイントは、とにかく“素早く”洗うことです。
あまり長く洗っていると、松茸の美味しさは水と一緒に流れ落ちていきますので、ササっと汚れだけをふき取るように洗うよってください。
また、石づきを取っている時に小さな穴を見つけた時は虫に食べられている証拠です。
もしも穴を見つけたら、水にしばらくつけておき虫を中から追い出しましょう。
追い出した後の松茸は、細かく切って料理することをおすすめします。
まとめ
松茸の洗い方は、国産でも中国産でも同じ方法で行います。
ポイントは、少しの水でササっと手早く洗うこと。
あまり長く洗っていると美味しさが半減するので、薄皮を剥がす程度にしておきましょう。
そして、松茸のぬめりやカビが気になる場合、多少のぬめりは大丈夫ですがドロドロしていて異臭がする時は腐っている証拠なので処分です。
また、カビは白い気中菌糸以外は食べられませんのでこちらも処分してくださいね。