アニマルフェイスリュックを購入した感想です。
部屋の壁に何か変わったオブジェを飾りたいと思い、最初に思い立ったのがよくある首から上が壁から出た感じで飾れる鹿の剥製のようなものだったのですが、ご存知の通り実際の剥製で大きなものは高価な上に、更に希少動物となるとワシントン条約で厳しく規制されていますから、とてもじゃないけど本物など買えるはずもありません。
それならと、次に思いついたのが、動物のリアルな大きなぬいぐるみは売っていないかと探したのですが、これもまた大きなクマさんぬいぐるみがあるだけで、思いのほか大きなぬいぐるみの種類は少なく、また当然ですがそれらのぬいぐるみも高価で、およそ手の出るものではありませんでした。
そんな中、色々検索してるうちに偶然見つけたのが、今回ご紹介するリアルな虎の顔を模したアニマルフェイスリュックでした。商品を一目見て頂ければ分かりますが、大人の胴体なみの大きさがあり、価格も破格と思われるほど安い。もう一目で気に入り購入を決めました。
誰が最初に考えたのか分かりませんが、リアルな虎の顔のリュックサックを作ろうというアイデアが素晴らしく、またそのアイデアを忠実に再現する技術力と人材の確保、そしてこんなにリアルな虎を、ぬいぐるみで普通に作ろうと思ったら、それが例え中国や東南アジアなど人件費が安い国で作ったにしても、相当なコストがかかるはずです。
にもかかわらず、なんとこの商品価格は2600円(現在の価格は少し上がって3000円してるようですが)という信じられない値段で売っているのです。
おそらくこんな大きなものであれば、輸送するだけでも送料がかなりかかるはずで、果たしてこの価格で売って利益が出るものなのかどうか、虎の顔部分に使われている素材も虎の皮の毛皮感がよく出ていて、もう品質から価格に至るまでの全てにおいて本当に驚かされる商品です。
現在住んでいる場所は賃貸マンションで、壁は賃貸によくある真っ白な壁紙が貼られたものなのですが、当然そのままでは味気ない壁になってしまいますので、今までも、今現在も、ポスターなど賃貸契約で差し障りのない範囲で、その壁を飾っています。
そんな中にあって、一際異彩を放つのがこのアニマルフェイスリュックです。元々は、名前の通りリュックサックとして使用するものなのですが、一瞬剥製と見間違えんばかりの、そのあまりのリアルさゆえに、リュックサックとしてではなく、壁を飾るオブジェとして充分にその役割を果たしてくれます。
その壁の一角を見るたびに、まるで本物の虎をペットとして飼っているかのような錯覚さえ覚え、毎日その壁に元気をもらっています。
毎朝、壁にかけられたこのアニマルフェイスリュックを見るだけで、実物大の虎を間近に感じ取れ、本当に元気になれます。
また必ずと言っていいほど、部屋を訪ねてきた人は一応に驚き、必ずこのアニマルフェイスリュックの話で盛り上がれます。自分の場合は自部屋の壁面を飾る立体オブジェクトとして利用していますが、元がリュックサックですので、当然リュックサックとしても利用できます。
実際このリュックサックを背負って東京の原宿を歩いた少女たちもいて、その時日本に旅行に来ていた外国人旅行客から声をかけられ、大変驚いた様子でアニマルフェイスリュックを眺め、さすが日本の原宿だけのことはあると、嬉しそうに話をしていったそうです。
確かにこんなリアルな虎が街を歩いていたら、驚きますよね(笑)。
何せこの外見ですので、実際にリュックサックとして使った場合、必要以上に目立つということでしょうか(笑)。
通常のリュックサックであれば、デザインは元より当然機能性も重視されますから、リュックサックの表面にサブとして使えるファスナー付きの袋が付いていたりしますが、このリュックサックはその部分が虎の顔になっているため、一切そういう機能的な使い方が出来ません。
また普通のリュックサックより厚みがありますから、電車内で背負ったままだと通行の邪魔になることもあるかもしれません。ですので、本来のリュックサックとして使う場合は、他のリュックサックとは違い、使う側の注意が必要です。
最近流行りのコスプレのように、ちょっと変わった格好で外を歩きたい、人から注目されたい、また虎の顔ですから野球の阪神タイガースファンや阪神タイガースファンが多い大阪などでは、大変喜ばれるアイテムだと思います。
ファッション的にも大阪ではヒョウ柄が今も大人気ですから、同じ系統のこのアニマルフェイスリュックも人気が出るのではないでしょうか。
またそれとは別に自分のように壁に飾るオブジェクトとしての需要もかなりあると思います。お店の一角や幼稚園の壁など、そんな場所に飾るのも面白いと思います。
何せ安いですから、難しいことを考えず、迷わず買って、いろいろな用途に使ってみるのが楽しいと思います。